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2013/03/09

AIR BOURYOKU CLUB with caknobs (Performance at Umejima Adachi Ward)

イヤッホウーゥ!

TR-707&TR-606でラッパーと生セッションをかましてきたぜ!

サンプリングやWAV再生ではない生のドラムマシンの出音に見事にラップが乗りました。

まさにオールドスクール!なんて80'sノリ!これぞエレクトロニックボディーミュージック(EBM)!なかなかできない貴重な体験をさせていただいたので記録に残しておこうと考えてのエントリーです。このラッパーとの絡みの詳細は後ほど・・・。

この日の体験は、激しく個人的な見解で言えば、グランドマスターフラッシュかアフリカバンバータか?といったニュアンスをリアルで体験させていただいた素敵な時間でした。・・・・あー、ちょっとカッコヨク言い過ぎたかもしれません。

でも例えばそれは次のURL先のような雰囲気だったんです。生楽器やサンプリングは一切ナシでマシンビーツだけで構成された、トラックスッカスカのHipHop。クラップヤハンズゼベバーデ!

コール&レスポンスはこの時代に既にもう存在していたんだなー ↓

http://www.youtube.com/watch?v=zfJ4PpiavVM

欲を言えばTR-707&TR-606ではなく、drumtraksでセッションできたらもっとリアルなオールドスクールになったし、ラッパーのテンションをもっと上げる事ができたに違いないと少々悔いが残ってます(でも重すぎて気軽にdrumtraksは持ち運び出来ない)。

※『drumtraks』はSequential Circuits Inc社が1983年に発売したドラムマシン。重量8.3kg。サクっと持ち運ぶには全く不向きのマシン。

参考:drumtraksを説明した以前のエントリー ↓

では詳細に移っていきましょう。時は2013年3月2日。

友人から、『自身がオーガナイズするイベントに出てみないか』と声を掛けてもらったのですが、そのイベントはアコースティックバンドのライブあり、レゲエDJあり、テクノDJありという幅の広いものでした。そんなごちゃ混ぜの環境で機材いじりをさせてもらえる事はなかなか無いので喜び勇んで機材を持って現場に向かったというワケです。場所は足立区でした。

ちなみにこの日持って行った機材は以下の通り。

Mixer : Boss BX-80 (8ch , EFX SND×1 )
Drum Machine : Roland TR-606 , TR-707
Synthesizer : Novation BassStation
Synthesizer : FUTURERETRO REVOLUTION
Effect Box : Boss RPS-10,RPD-10,RDD-20
Effect Box : ALESIS NanoVerb

上記の機材+ケーブル(シールドやMIDIケーブルや電源用のテーブルタップなど)+各マシンのアダプター+PCスタンド×2というセットになりました。

総重量は約25kg。それらを持っていつものように電車徒歩移動。まあ疲れました。 なおこのライブ用セッティングの自宅でのリハーサル風景はyoutubeにもアップしてありますので、どのように接続されて動いているのか興味のある方はそちらもどうぞご確認ください。

現場ではこんな感じに組み上げました。うむ。どのつまみもひねりやすい位置に配置できています(自己満足)。

20130302_livesetting

DJのプレイやバンドの演奏が進んでいく中、その場にいた足立在住の友人が俺に声を掛けてきました。

友:「友達のラッパーがいるんだけど、caknobsさんと一緒にパフォーマンスできないかな?」
俺:「おう、いいよ~。やりたいやりたい。で、いつ?」
友:「今これから」
俺:「えっ・・・・今?」

聞けば、俺のライブが終わったところでステージにラッパーが飛び込みで入っていくのでドラムマシンでヒップホップっぽいビートを作ってくれないかとのこと。コレ、ライブ開始15分程前の話。そんな無茶な!(笑)

でも生ドラムマシンに乗っかってラップをかましてくれるなんてそんな機会はめったにありません。いや、めったにというか初めての経験。『やってみたい』という興味のほうが勝ちました。これは正にこのエントリーの冒頭に書いた80'sノリですよ!

「もうその場の勢いで乗り切ってしまえ」と決断し、ビートの展開はどうするとかBPMはどのくらいだとかの打ち合わせの無いまま自分のライブに突入しました。

ひとしきりつまみをひねってうっとりしつつ、心地良くその場の空気を楽しんで、自身のライブ持ち時間終了。ドラムマシンがまだドカドカ鳴っている中、いよいよラッパーがマイクをにぎって「YOYOYO!ワンツワンツワンツー」なんつってステージに上がってきましたよ。アレ?なんだか場馴れしている感じ。

・・・・・・それもそのはず。後から聞いてみるとパフォーマンスを披露してくれたのは『エア暴力倶楽部(ABC)』という名前でCDなんかも出してちゃんと活動している方たちだったんです。おい友人よ、そういう情報は先に教えといてくれよ。"友達のラッパーが"なんて言うからてっきり「近所の飲み友達がにぎやかしで忘年会の1発芸公開の時にラップしてるオチャラケフレンズなんだ!」程度に捉えちゃってたじゃないか。どうりでフロウの中で「ABC」ってワードが何回も入ってたワケだ。何も知らずにやってたよ。

帰宅してjからyoutube見てきたらしっかりPVもありましたよ。

そんな事とは露知らず、スクエアなガチガチビートからTR-707のシャッフル機能を生かして『ドッドカッ』とタメのあるビートに切り替える俺。打ち合わせもしていないのに見事に拍の頭からしっかりキック音をつかんでビートに乗ってくる御2人。ウワーっとすぐにテンションのあがるオーディエンス&俺。いやぁ、楽しい時間でした。

この時の様子を動画に収めていたので以下に公開。是非オタノシミください。爆音でな!

※お詫び
この動画は個人的に回していたデジカムから抜き出したものです。前述のように、もともとこのようなパフォーマンスを想定していなかったため、ABCのお二人に関しては顔すら映らない、ケツばかりがピックアップされたバックショットのみのアングルになってしまっています。ABCファンの皆様には納得のいくようなものではないかもしれませんが、この場のノリとぶっつけでやっている臨場感のような部分を楽しんでいただけると幸いです。

きちんと最後に"エンディング"っぽいリリックまでつけてフィニッシュしてくれました。ABCのVOLO&Piz?、絡んでくれて本当にありがとう!所々にチラチラと感じられた東京北東部臭(ホームって感じ)も素敵でしたぜ!そしてこの場に呼んでくれたオーガナイザーと、この融合をセッティングしてくれた友人の2人にも感謝感謝!

個人的にとても嬉しかったのは自分のライブ開始からABCのパフォーマンス終了まで1度もドラムマシンを止めずにやらせてもらえた点。BPMは何度も変化させましたが、ずーっとビートが途切れずに、みんながTR-707とTR-606のマシンビートでこの場を楽しんでいてくれたという事でした。

30年以上前に発売されたドラムマシンでもまだまだ人を高揚させられるんだというのを再認識した夜でした。

Viva!エレクトロニックボディーミュージック!

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