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2010年10月

2010/10/30

[SET] KeioGiken MiniPops-7 YAMAHA ED-10 Vestax FADERBOARD & some EFX units.

京王技研が1966年に発売したリズムボックス『MiniPops-7』をメインに組み立てたセッティングシートです。

Minipops_ed10_fboard_seting

このセッティングではミキサー卓をリアルタイムにいじって楽しみます。ですのでエフェクター類もつまみをひねってその場で効果を変えられるものを選んでいます。

使用機材

音源
KeioGiken MiniPops-7
YAMAHA ED-10
Vestax FADERBOARD

エフェクター EFX
Vestax DIG-400
VestaFire RVD-901
MAM VSR-3
Roland SDE-2000
EVANS EVD-1007
Boss RCL-10
Boss RDD-20
Boss RPH-10

Minipops7_setting

で、下の画像がMiniPops-7です。使っている俺よりも長生きだなんてすごいことだと思いませんか?

Keiogiken_minipops7

リズムボックスの定番の『チャカポコ』した音色が特徴のフルアナログ音源です。ムービーの中でも説明している青い3つの縦フェーダーに割り振られたタンバリン、ギロ、キハーダのアナログ音色は特に気持ちよい音だと感じています。ジージッコジージッコ。

余談となりますが2010年にGORILLAZが発表したDoncamaticとはこの音源にスピーカーアンプが付いたタイプのもののことを指します。なお、Doncamaticの読みですが日本ではドンカマ-チックと発音されていますが英語読みだとドンカ-マティックになるようですね。なんだか新鮮です。(笑)
同じく2010年に発表されたアルバム『Plastic Beach』収録のSome Kind Of Natureではその音色がふんだんに使用されています。

youtube : GORILLAZ Some Kind Of Nature
http://www.youtube.com/watch?v=UyK-g2G3jKo&feature=related

ドンカマの音がとてもノスタルジックに聞こえます。

FADERBOADの使い方についてはもっと改善の余地アリですね。FADERBOADの内臓エフェクターをもう少し生かしてもいいように思います。

追記

このMinipops-7をメインにして組み立てたセッティング紹介動画をyoutubeにて公開していたところ、京王技研時代に実際にドライバーで基盤をいじってアナログ音色の波形調整をしていらっしゃったという方からコメントを頂く事ができました。アップした動画の音色をお聴きになってその時代に一気に記憶が戻ったと、私に対してお礼を述べられていましたが、この名機の調整をリアルに行っていた方からコメントがいただけるなど、こちらの方が恐縮するほどにありがたいことです。鳥肌が立つほど感動しました。

44年前に発売されたリズムボックスは我が家で未だに色あせない魅力を放っています。 その時代を連想できるような内容も書き込んで頂いております。是非以下のURLからご確認ください。

http://www.youtube.com/watch?v=GjCo7DumiUM

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2010/10/21

[SET] drumtraks RSD-10 TR-606 TR-727 SH-101 CMU-810 REVOLUTION's jam

前回youtubeにアップしたdrumtraksをメインに組み立てたセットにBossのRSD-10(サンプラー)を加えたセッティングシートです。

Drumtraks_606_727_101_810_r ※画像クリックで拡大表示されます。If you click this image, a big image can be seen.

今回新たにセットに加えたのはBossのハーフラックシリーズ(マニュアルでは「マイクロラックシリーズ」となっている)エフェクターのひとつ『RSD-10』です。発売は1986年。つまみの切り替えによってディレイモードで使用するかサンプラーモードで使用するかが選べます。同じ年にはAKAIのS-900も発売されています。テクノロジーが発展してきてようやく個人でもサンプラーが持てるようになった時代のサンプラーです。

Boss_rsd10

そのような時代のマシンのため、2010年の現在の目で見るととてもしょぼいスペックです。参考までに仕様はこんな感じ。

サンプリングタイム 最大2,000ms
サンプリング周波数 20Hz~7kHz
量子化精度 12bit
端子類 インプット(標準、ピン)
      アウトプット(標準、ピン)
      トリガーコントロール(イン)
      ドラムパッドコントロール(イン)
      エフェクトオンオフ(フットスイッチ)

と、このようなものです。なんともショボショボです。(笑)
サンプリングした音を本体に保存する方法もありません。ですが、このショボさが良いのです。ノイズも多く、決してクリアな音ではありませんが独特のザラつきとカットされたハイの音質がコイツのキャラクターになっています。また、個人的に嬉しいのはトリガー信号でサンプリングのタイミングを制御できることです。今回のセットではRoland TR-606からトリガー信号を送り、RSD-10を制御しました。606のパターンをいじることでサンプラーのタイミングを変更できるのです。これはハード機材のみでトラックを作るcaknobsのスタイルにとてもマッチしています。

なお、このBossのハーフラックシリーズには他にもいろいろなエフェクターがラインナップされていました。このマシンの手軽さとつまみのカラフルさに惚れた俺は1995年頃からこのシリーズを集めるようになり、現在はこんな感じになりました。

Boss_halfrack

ペットボトルは大きさ比較ということで。

このシリーズにはデジタルディレイ(RDD-10、RDD-20)もあるのですが、このディレイはものすごくやんちゃです。ディレイの好きな俺はいくつもディレイを持っていますがそのなかでも1、2位を争うピーキーさです(笑)。入力ソースがなくてもフィードバックをあげると勝手に発振しはじめ、ディレイをくり返すうちに原音とはまったくかけ離れた音になります。

もひとつこのハーフラックシリーズで素敵なのは天板に書かれたダイアグラムです。

Boss_rsd10_2

このスカイブルーの回路図を見ているとウットリしてしまいますよね。え?しませんか?(笑)

RSD-10は最近入手したためまだまだポテンシャルを引き出せていないと思います。もっと使い倒してコイツの魅力を引き出したいなぁ。

このセッティングで作ったトラックはこのURLからチェック!
http://www.youtube.com/watch?v=gOHlTasoarg

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2010/10/11

[SET] drumtraks TR-727 SH-101 CMU-810 REVOLUTION's jam

youtubeにアップしたdrumtraksをメインに組み立てたセッティングシートです。

今回使ったメイン機材はこんな感じ。

SequentialCircuitsInc drumtraks

Roland TR-727

Roland SH-101

RolandDG CMU-810 (with cyclodon)

Futureretro REVOLUTION

Drumtraks_727_101_810_revo_2

以下のような流れでセッティングされています。

Drumtraks_727_810_revo_jam1※画像クリックで拡大表示されます。If you click this image, a big image can be seen.

なんといってもこのセットで外せないのは1983年発売のSCI「drumtraks」です。
1983年というとアナログ機材からデジタル機材に推移していく過渡期にあった時代です。そんな中発売されたこのdrumtraksはごく初期のPCM(サンプリング)音源です。1990年代に入るとこの時代のPCM音源は『時代遅れな音』として評価が低くなりますが、更に時代が流れた2005年頃から再評価の波が高まってきたように感じます。

Drumtracs

キック、スネア、タムなどの音色のピッチは個別に設定することができます。このピッチ調整によってとても魅力的で少し「まぬけな」ドラム音源セットが作り出せます。ムービー内で確認できますが、少しピッチを落としたスネアサウンドはディスコトラックに非常にマッチする音だと思います。RolandのTRシリーズとは質感の全く異なるswing(シャッフル)機能も付いていますがswingノリを強めていくとぜんぜん気持ちよくない悪酔いしてしまいそうなグルーヴになります(笑)。

ムービー内では予め作っておいた何種類ものドラムパターンをリアルタイムに変更し、本体ボリュームでの抜き差しも利用して展開を作っています。

Sci_logo

Drumtraks_logo

黒字に映えるロゴ、本体のデカさなどルックスも素敵です。マニュアルによると重さは8.3kgとのこと(笑)

使っていると本体が異常に熱くなるのはご愛嬌?でも本当に熱いんです。

このセッティングで作ったトラックはこちらからドウゾ!
http://www.youtube.com/watch?v=nSTSYSlmphs

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